『THE LAST LOVE SONG』
最終兵器彼女

逃げるように二人で歩いたリュック一つだけで
壊れた道をどこに行くのかも考えずに・・・
着いた小さな町で夫婦の様に手と手を取り合って暮らしたね
やがて来る終わりなど忘れたまま・・・

爆音と共にやってくる終焉
君は破壊のみしか見えなくなって
その体は質量を増やしてく
僕は恐怖を覚えたことをいつまでも悔やむよ・・・

動かない君の胸に耳を傾ける。でも聞こえない。大丈夫
君と僕との愛はそこにあると信じているから
そっと僕の胸に耳を傾け、聞こえるか？この鼓動こそ
君と僕の愛を示すラブソング



終つい の日の空に咲く狂った朝日は直視することもできない
壊れた道をなぜ走っているのかもわからずに・・・
肩で風を切る僕の叫びは全て風に遮られて
君の予言をとても憎く思うよ・・・

光の柱は天をも貫く
約束の地を離れてしまった僕は
もがく様に崖を上るよ
意識は遠のく、崩れた平和を思い浮かべながら・・・


ここはどこ
足元に横たわる『もと…命』
一瞬の空白
虚空のみになった約束の丘に
ただ一つ残ったこの船は・・・君


二人の愛に耳を傾け、君が導いた答えとは
多くの命を握ったまま僕と共に生きること
二人の愛に耳を傾け、僕が導いた答えとは
君との永久とわを歌うラブソング

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